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  • 執筆者の写真小池 光子

ズッコロッカ親子音楽会

2020.2.16  ズッコロッカ親子音楽会 東京府中 ズッコロッカにて


シーナアキコさんと良原リエさん主催の ズッコロッカ親子音楽会に呼んでいただく。

ズッコロッカはシーナさんらが手づくりで立ち上げた、子どもたちのための楽しい場所) 



わたしの親子で聴けるレパートリーや、好きな童謡を、おふたりの、楽しく達者で可愛い演奏に乗っかって歌わせていただいた。

 

部屋の中には大人も子どもも合わせると50名ほどはいたかな。大きなお客さまも、小さなお客さまも、みんなよく聴いてくれた。



うれしかったことがある。



児童合唱団時代の友人の子どもたちが、コンサートに来てくれたのだ。

母によく似たとても可愛らしい姉妹。

 

7階のリハーサル室でいつも一緒に歌ってた8歳のあの子が、ピャッと時間を飛び越えて、おとなになった私の歌を聴きにやってきたようで、すごく不思議な気持ちになった。

 

あの子は色白で細くて小さくて可愛い声だった。ガタイがよく汗っかきで大声なわたしはよく「同じ歳同じ女の子なのにこんなに違うものなんだなァ」と思ったものだ。


そういえばあの子には車酔いがあって、毎年の夏合宿で大型バスに乗るとき、いつも腕に酔い止めバンドをしていたな。


そしてあの子は、当時流行っていた交換日記に「今日はなんにも書くことがないのだ~」と、堂々とページの真ん中に書いて、ノートを回してきたことがあったな...わたしは毎回ネタを探していっしょうけんめい書いてたのになァ。笑


そして、卒業以来ほとんど会っていなかった中学時代の同級生も親子で来てくれた。おどろいた。

お手紙をありがとう。おやおやみっちゃん人魚姫みたいじゃないの~。


しかし時間てのは流れるもんだな。みんな、ここまでよく生きてきたもんだ。

おとなになったわたしの歌を聴いた、小さなお客さまたちにいつかつらいことがあったとき、音楽がそっとそばにいてくれると良いなあ、と思う。



記念撮影のとき、わたしはなぜかとっさに、リエさんのマンゴーシェイカーを手に取っていた...。


光子



【セットリスト】


ことりのうた

みかんの歌(リエさん曲)

ウメボシジンセイ

もくもくふゆーん

コラおじさん

雨ふりお月さん

旅人

ブランコのうた(シーナさん曲)

お猿のかごや

ビビディバビディブー


〜enc.〜

(当日お誕生日の小さなお客さまれいちゃんに)お誕生日おめでとう

切手のないおくりもの

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